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上大岡に本社を構える”カレーの会社”の「交易食品」

「交易食品」という会社の本社が上大岡にあるということをご存知でしょうか?

大久保の桜岡小学校前に社屋がありますが、外観からはどのような事業をやっている会社なのかは想像はつきません。

交易食品本社社屋

管理人の私は、いつも会社の前を通っていた時期があり、気になって調べて公式サイトを見てみると、なんと”カレーの会社”だったのです!

今回は、縁があって交易食品さんの営業の方とお話することができ、興味深い事を色々お聞きすることができました。

ラインナップは「横濱レトロカリー」などのルウやスパイス類

交易食品さんの製品は、飲食店や学校給食など業務用途がメインのようです。「学校の給食で食べていたカレーは実は交易食品のものだった」ということもありそうですね。

直接一般消費者向けの製品は製造していないとのことですが、「横濱レトロカリー」という素敵な名前のカレーはやはりどんな味なのか気になります。

そこで営業の方にお願いして試供品をいただき、実際に食べてみることにしました。(あと個人的に管理人が好きだということで、グリーンカレーも頂いちゃいました。)

いただいた試供品(左から「横濱レトロカリー」「タイカレーミックス(グリーン)」「ジャンバラヤミックス」)

いざ調理!ということで、素人の自炊レベルですが、具の材料と共にカレーを作って食べてみました。

横濱レトロカリー

こちらは、妻と妻のお母さんと一緒に食べました。もらった試供品であることなど何も説明も無くカレーを出しましたが、お母さんは「このカレーおいしいね。どこのルウ?」と言ってました。

私は比較的スパイシーなカレーが好きなのですが、レトリカリーは、程よくスパイスが効いていて満足度は○。幅広い世代で受け入れられそうな感じがします。

「横濱レトロカリー」を使用した自作品。味は当然見た目以上です。
「横濱レトロカリー」パッケージ

タイカレーミックス(グリーン)

タイカレーミックスは、辛すぎず、独特のクセが抑えられていて日本人好みに仕上がっているという印象です。でもスパイス感はしっかりしていて、辛いものが割と好きな私でも物足りないということはありませんでした。

グリーンカレーペーストって結構辛さが本格的なものが多くて、みんなで食べようという時は中々ハードルが高いですが、これであれば、みんなで楽しく食べられそうですよ。

グリーンカレーやタイ料理に苦手意識がある人にもオススメできそうです。

グリーンカレーの話をしていて印象に残ったのが、「うちのミックスをベースに青唐辛子を足してアレンジしてみてもいいと思いますよ。辛みは引くことはできませんが、足すことはできるので。」というコメントで、言い得て妙でなるほどなと思いました。

タイカレーミックスを使った自作品。ミックスは常備したい。

ジャンバラヤミックス

カレーではないので見落としていた「ジャンバラヤミックス」。真っ先に思いついたのは「鶏肉につけて焼く」だったので、やってみました。

「ジャンバラヤ」って、チリペッパーの辛みがあって旨味が詰まってそうな響きがありますが、このミックスはそれその物です。粉を舐めてみた瞬間に「あ、本当のやつだ」と感じました。

揚げてみても美味しそうです。粉のポテンシャルが高いので色々やってみたい気持ちになりました。

歴史のある老舗の食品会社

カレー工場は現在は茨城に移転しましたが、昔は上大岡にもあったようです。歴史ある会社であることは、設立が1952年(昭和27年)ということで分かるのですが、やはりお話を聞くと深く実感することができますね。

横浜市電で使われていた表示板を見せていただきました。フォントにレトロ感があります。
こんな感じで使われていたんですね

近くにあっても意外と知らない地域のことってたくさんあります。

なんとなく通り過ぎていた交易食品さんが実はみんなが大好きなカレーの会社だったということが分かり、今回は少し掘り下げて製品や歴史のことにも触れることができました。

交易食品株式会社コーポレートサイトはこちら

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