京急王国である上大岡。ここではやはり使用するクレジットカードは京急系のカードが圧倒的に有利なのか。それとも今勢いがあり、利用者もかなり増えている楽天カードに集中した方がよいのか?
オンラインショッピング、ネット銀行、ネット証券、電気など、関連するサービスを使用することで、付与率が増えていくのが特徴の楽天カード。かなりのユーザー数となっていると思います。
しかし、私たちはオンラインだけで生活している訳ではなく、電車にも乗りますし、お店で買い物、外食もしたりします。京急線沿線の私たちにとっては、京急百貨店やウイングを使う機会がとても多く、京急カードの存在はやはり無視することができません。
上大岡住人や訪問頻度が高い人たちにとって悩ましい「京急カードにまとめるべきか問題」を今回明らかにします。京急なのか?楽天なのか?
京急カードでまとめる?楽天でまとめる?
具体的に検証していきましょう!
目次
まずは「京急カード」のスペックから
「京急カード」は正式には「京急プレミアポイントカード」といい、 シルバーとゴールドの2種類があります。違いを見ていきましょう。*クレジット機能がないポイントカードは今回は割愛します。
京急プレミアポイント シルバー
①年会費:無料
②ポイント還元:京急・ウイング系の施設・ショップなどの京急プレミアポイント加盟店での利用で、基本的に以下の通り2%のポイントが付与されます。
・「基本ポイント」で1%が付与
・「クレジットポイント」で1%付与(加盟店以外では0.5%)
ほとんどの場合、加盟店では「基本ポイント」は1%なのですが、注意したいのが、0.5%の場合があることですね。0.5%となる店舗はこちらを確認できます。
③その他の特典
1.羽田空港優待特典
カードショッピングならクレジットポイント2%が獲得できる上に、特定のお店では10%の割引が適用されるのです。(国内線旅客ターミナル指定店舗10%OFF,
国内線旅客ターミナルラウンジ10%OFF)対象店舗はこちらをご覧ください。
京急プレミアポイント ゴールド HANEDA AIRPORT PLUS
こちらのほうはシルバーと違い年会費が有料になってきます。名前に「HANEDA」と付いているだけあって羽田空港の使用頻度が高い方にとってはかなり使えるカードになっています。実はこのカードは年間100万円を使用すると2%以上まで引き上げることができます。
・「基本ポイント」で1%が付与
・「クレジットポイント」で1%付与(なんと加盟店以外でも1%!)
・年間100万円の利用で1万円相当の還元あり(実質1%)
「シルバー」と大きく異なるのは、京急プレミアポイント加盟店以外でもクレジットポイントが1%付くことです。
京急系のショッピング・サービスを全く利用なかったとしても、クレジットポイントで1%付きますし、年間総額100万円使用すれば1万円相当の還元があります。したがって、1年で100万円以上利用した場合は少なくとも2%相当を獲得できるという訳です。その上で京急系の買い物・サービスでの利用の場合はプレミアポイントが付きますから、京急ユーザーにとってはかなり効率的にポイントを増やせるカードと言えます。
①年会費:2,095円(税込)
家族会員は一人は無料、二人目より440円(税込)
②ポイント還元:京急プレミアポイント加盟店では京急プレミアポイントシルバーカードと同じです。くわしくはこちらをご覧ください。
③その他の特典
1.羽田空港優待特典
こちらもシルバーと同じ内容に加えて、ゴールドの場合は、第1と第2旅客ターミナルのエアポートラウンジが50%割引で使用できるのです。(エアポートラウンジの通常使用料は1,100円)
④ゴールド会員優待特典
上でも書きましたが、年間100万円以上利用すると特典のプレゼントがあるのです。しかこれは、ポイント獲得した上で更にプラスでもらえてしまうものです。具体的な内容は、
・京急タクシーご利用券(1万円券)
・三浦半島京急グループ宿泊・レジャー施設ご利用券(1万円券)
・ 京急百貨店カタログギフト(2冊の中からお好きなもの1点)
・京急プレミアポイント5,000ポイント
のいずれか1点を進呈、です。
公共サービスや定期券など積み上げていけば、年間100万円超えてくる方も多いかと思います。そのような人はゴールドを持つ価値があると言えそうです。
楽天カード
さて、それでは最後に楽天カードのスペックを見ていきましょう!
年会費:無料
ポイント還元:1%
ただし、楽天の様々なサービスを利用することにより楽ポイントが最大16倍までもらえます。
基本が1%ですから、2倍以上ポイントがもらえる楽天サービスを利用する場合は、当然楽天カードを使用したほうが良いということです。
注意したいのが、このように楽天ポイントを倍増でもらえるのが、楽天系のサービスに限るということです。くわしくはこちらをご覧ください。
京急百貨店やウイングで楽天ポイントを使用しても獲得ポイントは1%ということになるのです。
楽天でんき、楽天証券、楽天モバイル、楽天トラベル等生活に密着しているサービスが豊富にあり、こういったものに切り替えていくとポイントが貯めやすいですね。
おすすめの楽天ポイントの使い方は楽天証券での投資です。
注目のつみたてNISAでの投資信託購入にも充当できちゃうんです。
楽天証券のポイント投資
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/investment/fund.html
国内株式(現物)も買えちゃう
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/investment/domestic.html
あと、つい忘れがちですが、楽天ポイントを新規につくると、5000ポイントもらえます。
まとめ
すごく当たり前の事になってしまいますが、まず、まとめると、「楽天系は楽天カード」、「京急系は京急カード」を使用した方が効率的でお得なのです。
よく「カードは一枚に集約したほうが良い」ということが言われていますが、今回の比較「京急vs楽天」ではそうとも限らないということが分かりました。
それを踏まえて、
「じゃあ私はどうやって楽天と京急カードを使い分ければいいの?」について最後のまとめです。
楽天系サービス以外で年間40万円以上クレジットカードを使う人
京急カードの”ゴールド”が年会費が約2,000円ですから、40万円X(1%-0.5%)=2,000円というわけで、無料のシルバーと有料のゴールドの損益分岐点は利用額40万円ということになります。ということで
年間40万円以上使う場合は「京急プレミアポイント HANEDA AIRPORT PLUS」
を選択します。
ただし、楽天系のサービスを除いて40万円ということに注意です。
例えば、楽天を20万円、京急を20万円で年間40万円使用しても、年会費分がペイできなくなってしまいますので。
楽天10万円、京急40万円という場合は、「ゴールド」を選択したほうが賢明ということになります。
さらに、年間100万円使用した人は1万円相当の還元があるので、追加でお得ですね!
楽天系サービス以外で年間40万円以下しかクレジットカードを使わない人
これに当てはまる人は、年会費をペイできなくなってしまいますので、「京急プレミアポイント シルバー」を選びます。
楽天サービスの利用がある場合の人は、取りこぼしが無いように「楽天カード」を使用しましょう!