産院で出産後すぐに赤ちゃんが入れられるカプセルみたいなベビーベッドには、センサーの機械がついていて、呼吸などの体の動きが万が一止まってしまったりした場合に、アラームがなるようになっていました。赤ちゃんの体動を測る機械は一般的に「ベビーモニター」と呼ばれるそうですね。(ベビーセンサーと呼ばれることも)
退院して家に連れて帰ったあと、とても心配だったので、同じ機能を持つ家庭用の機械があればいいなと思っていたんですね。
ある時にたまたまWebの記事を見ていて、「ベビーアラーム」という家でも簡単に使える家庭用のセンサーが日本のメーカーである「シースター」から販売されているというプレスリリースを目にしました。
それに気がついたのはずっと後になってから・・・
まだ新生児の時にそんな家庭用の機械があることを知って使っていたら、以下の様な悩みはもっと軽くなっていたかもしれません。
- かけ布団や毛布での窒息
- ベッドからの転落
- うつ伏せで寝ているので呼吸をちゃんとしているか心配
- SIDSに気がつけないのが怖い
この一万円ちょっとで買えてしまうというアイテムの能力はいかに?詳しく調べてみました!
目次
ベビーアラームとは
「ベビーアラーム」は赤ちゃんの体動を感知する家庭でも使用できる乳幼児体動センサーです。体動、つまり体の動きが20秒以上感知できない場合にアラームが作動します。
睡眠時の赤ちゃんの異常に気づいて、いち早く対処する必要については、小児科の先生もコメントしています。
乳幼児突然死症候群、通称SIDS と呼ばれる赤ちゃんが予兆もなく亡くなってしまう病気や、ベットからの転落事故、寝具での窒息事故など睡眠時の赤ちゃんは危険と隣り合わせです。異常に気づいた際はいち早く救急車を要請し、蘇生措置を行うことが大切となります。
シースター公式サイト:https://www.seastar.co.jp/products/babyalarm.html
メーカーである「シースター」は赤ちゃん向け医療機器を製造している会社で、人気の電動鼻水吸引器「メルシーポット」を生産しています。(これは購入して我が家でも活躍しています)
メーカ公式製品紹介動画
「万が一の安心を買える」という声が多い!
おむつ交換した後の片付けや家の掃除など、ドタバタ何かしらの作業に夢中になっていて、ふと「はっ!しまった!息してるか!?」とヒヤリしたことが多々あり。。。
夜は同じ部屋で寝るけれども、暗い部屋で起こさない様に確認するのはなかなか難しいです・・・
そういう中でやはりありがたいのは、
- 赤ちゃん睡眠時の心配が減る
- 寝ている時に付きっきりにならずママ・パパの負担が減る
- 生まれてすぐの新生児から使える
といったポイントです。
赤ちゃんとの新しい生活は幸せで豊かになりますが、毎日の負担の積み重ねがボディブローのように効いてきます。
睡眠時の危険への不安が小さくなるだけで、パパ・ママの負担はぐっと減らすことが出来そうです。
特に「万が一の安心を買える」という言葉がぴったりでしょう。
使い方や機能はシンプルで設置も簡単
機能はいたってシンプルで、「赤ちゃんの体動を20秒以上感知できない場合にアラームが作動」という仕組みです。あと設置なども簡単で、
- 電源コンセント不要で単三乾電池3本で作動
- 電源スイッチを入れるだけでスタンバイ状態になる
- ベビーベッドの底板の上にセンサーパネルを敷いて、その上にマットレスや敷布団を敷く
とほぼこれで済んでしまうのが、嬉しいところ。購入した日から使えそうですね。
アラーム音はどれくらい大きい?
「寝ている時にアラームに気がつかなかったらどうしよう」
と気になったので、お客様相談窓口に問い合わせたところ、
「製品から30㎝離れての計測で84.5~85デシベルとなります。」
とのこと。
どれくらいの程度かというと、
80デシベル | 90デシベル |
パチンコ店内 | カラオケ店 |
救急車のサイレン(直近) | 犬の鳴き声(直近) |
走行中の電車 |
この表はこちらを参考にしています。
と、80~90デシベルは決して小さくないレベルと言えるでしょう。
特別メンテナンスは不要
部品を交換したり定期的な洗浄や殺菌などのメンテナンスは不要です。
もし汚れてしまった場合には、「中性洗剤を含ませて硬く絞った布で拭く」と公式に推奨されています。
他社のベビーモニター製品と比較する
類似製品を色々調べてみたのですが、ベビーアラームの他によく購入されている体動センサー製品は、「ベビーセンス」「スヌーザヒーロー」「Sense-U」といったものがありました。
中でも楽天・アマゾンなどで口コミ数が多い「ベビーセンス」、「スヌーザヒーロー」と比較してみます。
製品名 | ベビーアラーム | ベビーセンス | スヌーザヒーロー |
タイプ | ベッドに敷いたセンサーパネルで感知 | ベッドに敷いたセンサーパネルで感知 | おむつにセンサーを取付けて感知 |
OO秒感知できない時アラーム作動 | 20秒 | 約20秒 | 15秒 |
アラーム音(dB) | 84.5~85 | 85 | 85 |
電源 | 単3アルカリ電池 | 単3アルカリ電池 | リチウム電池 |
価格帯(税込) | 10,780円 | 32,000~38,000円 | 12,000~14,000円 |
一般医療機器 | ○ | ○ | ○ |
メーカー国 | 日本 | イスラエル | 南アフリカ |
生産国 | 中国 | 中国 | 南アフリカ |
*2021年1月時点です。「生産国」「アラーム音(dB)」は各メーカーに問い合わせて確認しました。
どの製品も赤ちゃんの「体動」をチェックするための「一般医療機器」というオフィシャルな区分とされており、信頼性はきちんと確保されているようです。
ベビーセンスは産院でも使用されるほどのアイテムで信頼性抜群ですが、やはりお値段はそれなりにしてしまいます。
ベビーアラームは、ベビーセンスと同じくセンサーパッドをベッドの下に設置するタイプですが、ほぼ同様のスペックで価格は10,000円ちょっとと、お手頃感があります。
また、生産国を問い合わせたところ、「ベビーアラームは中国で製造し、日本国内で製品全数検査しております」という回答があり、品質が確保されている印象を受けました。
欠点や注意が必要なポイントは
お値段のお手頃で優れモノのベビーアラームですが、あえて欠点などもいくつか上げていきたいと思います。どれも欠点とまでは言えないものばかりですが、注意が必要なポイントということですね
・スイッチがオンのまま赤ちゃんを抱っこしたりして、センサーを置いたベッドから離れると、アラームが作動してしまいます。
→電源は寝る時。起きる時でにオン・オフする必要があり、つけっぱなしというわけにはいかないようですね。
・操作コントローラーは注意してベッドにつける必要があります。
→赤ちゃんが紐が絡まる事故やいたずらを防ぐためです。
・センサーが付いているマットの上にきちんとおかないと検知できなくなる
電源は乾電池となるので、電池交換は必要となります。公式サイトでは、電池寿命は1日8時間で約40日とされています。きちんと動作しているかは毎日要チェックですね。
あと、添い寝絶対にダメ。パパ・ママの動きを検知してしまって赤ちゃんの動きが止まってもアラームが鳴らなくなってしまいます。
それでもやはり欲しかった(二人目の時には必ず)
産院を退院して家に赤ちゃんをお迎えしてからというもの、心配事の毎日。。。
寝ている時に窒息しないように細心の注意は払いますが、それでも、きちんと息をしているか不安は尽きませんでした。。。
「ベビーアラーム」があったらどんなに楽だったろうか。
買おうかどうか悩むこと自体も心配ごとだったりします。
「どうしようかな。買おうかな。心配しすぎかな。でもなちょっと高いし・・・」とかいうループを延々と続けるのもナンセンスなので、二人目が生まれた時には必ず購入します。
デザインもかわいい!友人や家族の出産祝いにも
非常に役立つ医療機器であることはもちろんのこと、デザインも可愛らしいから、友人や家族の出産祝いのギフトにも絶対に喜ばれます。
とても心配なのは、どのママ・パパも一緒だから、もらったら絶対に嬉しい。
誰かの出産祝いに是非プレゼントしたいアイテムです。
同じブランドの「ベビースマイル」から出ている鼻吸い機の「メルシーポット」も人気アイテムですよ。
ベビーアラームの入手方法は?
実店舗での販売はされておらず、ネット通販でのみ商品購入が可能とのことです。
Amazonや楽天市場にはメーカー公式ショップが出店されているので、ネットでも安心して購入することができるのが嬉しいです。
人気商品のため在庫切れとなっていることも多々あり。。。欠品している時は再入荷の通知設定をおすすめします。
まとめ
・乳児体動センサーは、睡眠時の赤ちゃんを危険から守る心強いアイテム
・「ベビーアラーム」は1万円ほどする高価なアイテムだが、「万が一の安心を買える」という声も多し
・他社製品と比較しても価格・信頼性のバランスが良い
・デザインが可愛いので贈り物としても◎
・購入はネットのみで可能だが、メーカー公式ショップがAmazonと楽天市場で出品しているので安心できる